『素晴らしいパージに感謝を』
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
アメリカでは結構ヒットしたらしい
近未来の新しいアメリカで
1年に12時間だけすべての犯罪が許されるパージ法が成立した世界。
1軒の裕福な地域に住む家族の話で
家族はパージに参加するつもりはなく
家に立て籠もって
12時間やり過ごす予定だったが
息子のせいでパージに巻き込まれることになる。
プロットはおもしろい。
しかし、完全に企画倒れでもったいない作品。
序盤は尺稼ぎの会話シーンは退屈そのもの。
パージが開始後も
一軒家という設定にかなり無理があるシーンが目立ち
ありきたりな暴力描写と射殺シーンのオンパレード。
編集が下手で緊張感もあまりなく
両親の行動原理も支離滅裂だし
親子愛もあまり感じない。
終始おもしろくなりそうでならなかった作品。