初鑑賞 2020.7.1
年に一回、
夜の7時から翌朝の7時までの
12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が
合法となる法令『パージ』が存在する
イカれた設定の映画。
この映画では
ある富裕層の近郊に住む
家族の住宅を中心に
パージの光景を目の当たりにしていく。
この手の設定は個人的に
新鮮だったため、先の展開を
予想しながら鑑賞するのは楽しかった。
だが、どうしても倫理観に訴える
ものがある映画だった。
命の危険に晒された時、
何を大事にするかは千差万別だとは
思うが、結局のところ自分の命や自分に近しい存在であると思う。
しかし、終盤の家族のとった選択は
意外だったし、考えるものがあった。
パージについて(Wikipedia参照)
・パージに参加するのは自由。参加した住民を「パージャー」という。
・パージに参加せずに平和を求めている者は家に隠れていても良い。
・どんな道具、武器を使用しても構わない。ただしレベル4以上の物は使用禁止。
・国に定められた政治家などの権力者の殺害を禁止。(パージ:大統領令では、削除されている)
・パージ開始のサイレンが鳴ると、全ての緊急サービスがパージ終了まで停止される。