ドント

名探偵ゴッド・アイのドントのレビュー・感想・評価

名探偵ゴッド・アイ(2013年製作の映画)
3.6
2013年。どうかしている。盲目の男探偵と武闘派女刑事が、女刑事の幼馴染み失踪事件を中心に様々な事件を追いかける恋愛コメディアクションサスペンス、ミステリ風味。
盲目=聴覚や反射神経などがすごい奴 となりそうなのに、探偵にはちょっと鋭い推理力くらいしか与えられていないのが逆方向にすごい。とにかく現場で再現したり失踪者の真似をしてみたりと想像力という名の肉体言語で人間たちの心を読んでいくのだがその様子がとにかくハイテンションでゴリゴリ見せつけられてしまう。
こういう作品を観るとジョニー・トーは頭おかしいんじゃねーかと思うのだがパワフルさと面白さでねじ伏せられちゃうのだから謝るしかないのだ。イキのよすぎる香港(中国)パワーを浴びせられつつやたらと旨そうな飯が出てきて腹が減る無茶苦茶な一本。見終わると体に謎の力に沸いてくる。
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