ちくわ

フォックスキャッチャーのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

実話ベース。
自分の好みの映画って見始めた5分くらいでわかる。
このずっと何か起きそうな雰囲気、こえーw
まずデュポン氏の雰囲気からしてヤバイ奴の感じバリバリっていう。
ちょっと特徴的な歩き方と無表情。
カレルがカレルって分からなかったよー。
メイクもしてると思うけど。
さすがだなぁ。
チャニングテイタムもなんかすごくない?
筋肉バカな感じが話さなくてもよくわかった。

あと、ママが練習見に来た時の張り切り感ね、たまらない。
ママに認められたくて愛されたかった究極のマザコンなだけだったのに。
マークも兄ちゃんの弟じゃなくてマークとして扱って欲しかっただけなのに。
あれだけ反発していた兄ちゃんが一番マークをマークとして見ていたのにね。

ママにいいとこ見せたくて強い兄ちゃん呼ぶ、あれ?マークと上手くいかなくなったのは兄ちゃんきたからじゃね、殺しちゃお。
実話だから地味な映画だけど、デュポンとマークの心の動き、噛み合わなくなっていく、なのに気になるみたいな表裏一体の感情が丁寧に描かれていると思った。

兄嫁、シエナミラーだったのか!
めっちゃチョイ役だけど時代を感じるでかいメガネとボリュームのあるヘアスタイルが可愛い。

解説読んだら、だいぶ時系列が事実とは異なるみたい。
けど映画としては大満足。
ちくわ

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