田上

フォックスキャッチャーの田上のレビュー・感想・評価

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)
3.5
スティーブ・カレルの演技が素晴らしく、何だコイツ?っていう独特の雰囲気がずっと続く。
コレはたまらなく堪える。
マーク・ラファロが演じるデイブのキャラクターと対比させて考えるととても辛いものがある。

この映画のすごいところは主要三人の登場人物たちの心情がハッキリと描かれないところだと思う。
どこかモヤモヤする。
不安や怒りをわかりやすく吐き出すシーンがない。
見ているものを不安でいっぱいにさせる。まるでデュポンが目の前にいるみたいだ。
不安定で陰鬱な不気味さをこれでもかというくらい感じさせる。

主題があまり感じられなかったのが残念。