近年のクレヨンしんちゃん映画の中ではなかなか評判が良かったので期待して鑑賞したけれど…全盛期の作品を観た直後のせいもあってか、まだまだこんなもんじゃないだろう感が拭えなかった。ここ最近のアニメの作画の質感に変わってしまったのも違和感。と言うか、「オトナ帝国」が15年以上前の作品なのか…。
しんのすけの父親 ひろしの人格と記憶を受け継ぐロボットが、本物のひろしと自分の家族に対して葛藤するストーリーは早めに予想ができ、どう落とし所をつけるのか非常に興味があったけれど、シリアス面もギャグも、映画オリキャラの魅力も全て中途半端に感じてしまった。
ただ、これに挫けずに21世紀のクレヨンしんちゃんシリーズをもっと観てみたいと思う。
