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5つ数えれば君の夢のyzのレビュー・感想・評価

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)
4.0
作為的になされた「退屈」と「閉塞」は学校のそれを強調する。(女子校特有の問題も当然あるのかもしれないが、そもそも学校という機関の問題である)その最たるものである居心地の悪い狭い共同体の空気読みと排除。そこから離れた、りこの輝きよ。彼女に導かれたさくも解放される。ふたりの関係だけが"美しい"。まだ山戸監督の作品はほとんど観ていないけれど、祝祭的空間とダンスの躍動が素晴らしい。
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