Rosso

5つ数えれば君の夢のRossoのレビュー・感想・評価

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)
3.4
溺れるナイフで山戸監督が気になりすぎて借りましたよ〜
存じ上げないアイドルグループ(東京女子流 ですって)を主演に据えた地雷臭高まる青春映画。

まあ開始から30分ほど経過するまでずーーっと同じピアノBGMに、高校生がパッと発言するイメージが到底湧かない ♪なーんーーてぶんがくてーきーな!(紅白出場歌手 Aqours 国木田花丸ちゃんのソロ曲サビ歌詞引用です)な要約すると詩的な言葉の数々で、
溺れるナイフ以上に相当観る人選ぶぞこれとは思いました。
且つ最後まで観たところで、いわゆる考えるより感じろ 映画かなと。
劇中でも “感覚” について述べてましたからね。

それでも見せ場は多々あったな〜
ダンスは圧巻。変なダンスのある映画は神映画の法則継続。
それに限らず俺も女子校に進学していれば うわ〜あるある〜 となれそうな陰湿盛り合わせも堪能できた。

しかし何と言っても園芸部のさくちゃんがもう僕の好みにピンズドすぎて...!!
あんな娘が同じ高校だったら絶対日頃から度々目が合って、何かのきっかけで二人で普段の鬱憤を吐きあって意気投合して、いつしか一緒に帰るようにもなって、そして冬の寒空の中、白いマフラー巻いたさくちゃんに 「さく、好きだ。付き合おう。」って言う青春送ってたよ俺〜〜〜!
さくちゃんが花屋の男と知り合いにならず、A組のりこちゃんとも仲深まらず、僕を見てくれるifルート頼むよ...(重篤)

結局のところ全部はよく分からなくても、5人の少女それぞれについて感じることや語りたいことは溢れ出てきますので僕は好きでした。
Rosso

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