Ryoko

観相師 かんそうしのRyokoのレビュー・感想・評価

観相師 かんそうし(2013年製作の映画)
4.0
李氏朝鮮王朝時代のクーデーター事件を脚色して描いており、政治サスペンスとしても楽しめた作品。主人公が人相からその人の性格から人生まですべてを読み取る観相師という設定もユニーク。主人公のソンガンホの演技は安定感抜群。
前半の少しコミカルさも感じられる雰囲気から一転、クーデーターの首謀者である首陽大君が出てきてから一気に不穏な雰囲気に。
そして、その血も涙もない首陽大君を演じたのは、イ・ジョンジェ!なんて、かっこいいの。
登場した瞬間、一気にテンションが上がりました。ソンガンホとも張り合える抜群の存在感!野心家で残酷非道。嘲るように人を見下す冷たい目。完全に雰囲気はマフィアの親分でしたよ。

ストーリーに関しては、もう少し観相を生かしてほしかったなというのと、ある人物にだけ不幸が集中してしまったことで若干クドさを感じてしまいました。
しかし、クーデターのシーンなどはマフィアの権力抗争のような感じで楽しめたので満足です。