飯山ミツル

万能鑑定士Q モナ・リザの瞳の飯山ミツルのレビュー・感想・評価

3.0
前半傑作、後半駄作という究極の二面性を持つ稀有な映画。

盗まれるモナ・リザ
鳴らない警報
燃やされるモナ・リザ
なかなか燃えないモナ・リザ
駆けつける警官
開かない扉
ピッキングで開けようとする警官
決して銃でこじ開けない日本
なかなか燃えないモナ・リザ
····
ストーリーは面白かったが、素人感覚ながらに感じるモナリザの価値と、その絵を取り巻く環境のチープさのギャップが凄い。

ただ、前半の盛り上がりは本当に面白い。鑑定士の能力の見せ場、その鑑定士が能力を失う経緯、その能力を奪った12枚の絵を使ったトリックまでは先が気になってしょうがない。

見終わったあとは興奮と落胆が混ざり、真顔に落ち着く作品。


①予想を裏切るシナリオか
★★★☆☆
②見終わったあと考案に浸れるか
★★☆☆☆
③理解を視聴者にぶん投げてないか
★★★☆☆
④気取った映像でないか
★★★★☆
⑤音楽
★★★☆☆
飯山ミツル

飯山ミツル