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円卓 こっこ、ひと夏のイマジンのsasaのレビュー・感想・評価

4.0
新しい言葉、新しい概念……少女がそれをひとつずつ咀嚼し、模倣し、吸収することで、子供の世界はまたひとつ拡張される。
ともすれば大人がタブー視する「吃音」「在日韓国人」「変質者」「不登校」などに対して、純粋に自分との差異を見出す少女が微笑ましいのは勿論、表層的な差異以上に横たわる溝を埋めるために「イマジン」というキーワードで精神的な成長を描写する。
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