五十

円卓 こっこ、ひと夏のイマジンの五十のレビュー・感想・評価

3.7
小学生特有の感覚が思い起こされる。
夏の夕暮れ、ひぐらしがカナカナと鳴き、どこか寂しく懐かしい光景が印象的。
郷愁はんぱない……。

一貫して子ども目線というのが良い。
人物の心情描写が複雑で分かりづらいのですが、子どもの頃の気持ちってこんなだったよなぁ…と。

子ども時代って不思議ですよね。
子ども時代って楽しかった。


この後もこっこ達の人生は続いてさらに複雑な思春期になっていくと寂しい。
五十

五十