しば

STAND BY ME ドラえもんのしばのレビュー・感想・評価

STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)
2.8
ドラえもん初の3DCG長編映画。

「ドラ泣き」というキャッチコピーの通り、内容は原作ドラえもんの名作回を繋げて感動を狙ってます。
「みなさん今ここで泣くところですよ!さぁ泣いて!!」と言わんばかりの御涙頂戴を狙ったような構成に辟易。

そのくせにドラえもんに「成し遂げプログラム」という謎のオリジナル設定があります。
「成し遂げプログラム」とは、ドラえもんがセワシの意志に反する行動をとると体に電流が流れるというもの。拷問以外の何者でもありません。
さらに、ドラえもんは最初は嫌々のび太の面倒を見ています。物語の流れを誘導するために都合よく作られた監督オリジナルの設定です。
これに関しては原作ファンほど納得がいかないと思います。

平面ののび太たちに見慣れたせいでもありますが、ドラえもん以外のキャラクターがどれも不気味です。

拭えないピクサー感。最後のNG集とかもろにパクリですよね?あれは本家がやるから面白いのであって二番煎じを見せられても寒いだけです。

そもそも、3Dにする意味もあまりなかったような気がします。
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