やまひろ

GODZILLA ゴジラのやまひろのレビュー・感想・評価

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)
2.3
『一石三鳥だぜ』

2014年のアメリカのSF怪獣映画
キャッチコピーは、「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」

私はゴジラ映画が大好きで、小学生の頃よくビデオで見ていたものです。
そんな大好きなゴジラがハリウッドで映画されるということで、ウッキウキで劇場に母親と観に行った。

そう、1998年公開のエメリッヒ監督版「GODZILLA」
感想は…これは何だ…と絶望した。大きく裏切られて後悔したことをかなり鮮明に覚えている。

そして、2014年公開の今作、私はどうしても観る気が起きずにいた。

しかし、2017年公開「キングコング: 髑髏島の巨神」を観て、一気に興味が湧いた。
調べてみると、今作『GODZILLA ゴジラ』は怪獣映画を同一世界観のクロスオーバー作品として扱うモンスターバースシリーズの第一作目、「キングコング」は2作目だと知り、ついに今作を観る決意をしたのである。


前置きが長いw

『GODZILLA ゴジラ』を観て、うんまぁ確かにエメリッヒ版よりは遥かにゴジラだ。
昔観ていた日本版ゴジラに近い。近いが、、、なんだろうこの感情は…

たしかに、VFXによるゴジラとムートーの描写は迫力あってすごいけど、ストーリー(脚本)が酷すぎやしないかいwww

むちゃくちゃツッコミ所が満載で、どこから書いていこうかわからなくなってくる。

・怪獣映画なのに、ゴジラとムートーの初対決をTVニュースで見せるという新しい表現方法
→マジで画面に何でやねん!と言ってしまった。

・ムートーが雄と雌で遠く離れた場所から感動の再会を果たし、子ども作るんだろうと思ったらすでに子どもが雌の腹の中にてんこ盛り状態
→出会う必要ありませんやん

・核を使えばゴジラとムートー2匹を同時に倒せるんだ!一石三鳥だぜ!とドヤってた次のシーンでタイマーオンしたままムートーに取られる。そして緊急事態に…
→ここがホントに雑、ストーリーの持って行き方が雑すぎて笑える

・メガトン級の核爆発があと1時間少し、タイマーを止めるために近づいて操作してしなくてわ!そうだ、空からダイビングだ!
→上空何千メートルまで行ってダイビングして、近づいて…って残り時間おかしいだろwww

・タイマーを止める為に来たのに、固くて開けられない!持って運ぼう!
→爆発処理の主人公の存在wwwそして残り時間考えてもどこに運ぶのか???

・ゴジラがムートー2匹を倒した!やった!あ、でも核爆弾が爆発しちゃう!どうしよう!!!ピカーン!!!!次のシーンでは無事に街の人々が生き残ってました!
→船から救助される主人公、ヘリに乗せられてバックで明るい光が・・・核が爆発しちゃった!!!ってメガトン級の核(広島の比較にならない)とセリフを言わせておきながら現場の被害がなさすぎるwww


もうね、ゴジラよりも主人公周りのことが気になって集中できんわwww



もっとシンプルに怪獣映画としてゴジラを描いて欲しかった。
あと、渡辺謙の役どころの存在価値がなさすぎる。。。
やまひろ

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