ダース米田

トランスフォーマー/ロストエイジのダース米田のレビュー・感想・評価

2.8
マイケル・ベイ監督が送るトランスフォーマーシリーズの新章がスタート!!

シカゴでのオートボットとディセプティコンの戦いから5年が経過した地球。
政府はオートボットとの協力関係を解消し、残党ディセプティコンも含めてトランスフォーマー殲滅計画が進行していた。
そしてある時、自称発明家のケイドという男が、スクラップと化していたオプティマスを偶然見つけてしまう…

毎度お馴染みマイケル・ベイイズム全開だった作品。
映画時間は165分とかなり長尺。そして何より「無駄に長い」としか感じられず、相変わらずのド迫力(映像)と希薄力(中身)なアクション大作です。

前作までの人間キャラは全員降板しており、マーク・ウォールバーグ演じる、娘との関係性に苦労する冴えない父親ケイド・イエーガーが今回の主役です。
トランスフォーマー側はオプティマスやバンブルビー等、前作での主要キャラはだいたい続投(新キャラもいます)。

物語の核となるのは、とある大企業がトランスフォーム技術を悪用して人造トランスフォーマーを作ったことで、人類滅亡の危機が迫るというもの…
だったはすなのに、どういうわけか作品の印象は「破壊・破壊・破壊!!」しか残らないという、ただの爆発ムービーとなっていた(--;)

ストーリーのつかみは良かったものの、キャラクターの存在感の薄さはこれまでのシリーズ4作品で断トツNo1。
特に残念なのが新たな敵ガルバトロン。
前作までの宿敵メガトロンの生まれ変わりという、如何にも物語上重要そうな奴が出てきたのに、コイツの出番があまりにも少なすぎた(敵はロックダウンというメイン悪役だけに絞った方がずっと良かった(--;))

物語の起承転結がとにかく酷く、ロックダウンが地球を離れる辺りで映画終盤な雰囲気だったので、そのあとの中国での場面は無駄に長くて苦痛でしかなかった(しかもやたら町を破壊しまくってるだけで、キャラクターの影が非常に薄い)。

このシリーズは毎回そうですが、とにかく破壊シーンの懲り具合が凄い。
1カット毎に10個か20個くらい余分に色々な物がぶっ飛んでます(笑)
ホントただマイケル・ベイがひたすら破壊と爆発をやりかっただけというのが実情かもしれません(-_-)゛
キング・オブ・デストロイの名に恥じぬクラッシャーぶりは、もはやどんな名監督も敵わないだろう(笑)

まだまだ終わりの見えないシリーズですが、あからさまな中国ウケ狙いはもう懲り懲りですよ監督…(-""-;)