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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅のZaieDansLeMetroのレビュー・感想・評価

3.0
ミア・ワシコウスカちゃん見たさで行きました。
二作目は監督がティム・バートンじゃないのが残念。
今作はワンダーランドの友人マッド・ハッターを助ける為にタイムトラベルをするアリス。
勇敢に成長した彼女にはやりたいことが多すぎて、時間は足りないし、時が経つほどに人々との別れがあり、時間は多くのものを奪うものだと思っていた。
だけど最後に「あなた(時間)は奪うのではなく多くのものを与えてる。」とアリスは言います。
この世界で一番、公平で平等なのは時間の刻みだと私は思う。
年を重ねることに焦りを感じることはあるだろうけど(特に女性は!)、1分1秒は皆に平等に与えられていて、戻すことも延ばすことも誰にもできない。
それならば過ぎた時間を惜しんで焦燥するより、別れた人との楽しかった思い出を大切にしたり、出来た笑い皺やシミを見て大笑いした出来事や太陽の下お出かけした素晴らしい場所を思い出して、1分1秒でも世界の美しさに感動するほうが、平等に与えられた時間は自分だけの宝物になると思う。
分かりやすいエンターテイメント映画で、考える余白はあまりない本作だったけど、ワンダーランドでの冒険とアリスの生き方に爽快感半端ないです。
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