このレビューはネタバレを含みます
1話目が、期待が外れたため本腰入れて観なかったり、登場人物の紹介としての見せ方をする必要があったためそれぞれのシーンで退屈な要素があったりしたせいもあり面白く感じず、ただの色彩美に任せただけの作品と見なしていたが。2作目は1作目よりも面白い。映像美はもちろん、ジョニデもヘレナボナムカーターもアンハサウェイも活かされている作品。アンハサウェイ美しい。
ヘレナボナムカーターとアンハサウェイの姉妹、そんな過去があったのねと思ったが、長年憎んでいたのに妹がごめんと謝っただけで許す姉、優しすぎて泣いた(笑)姉悪くなくない?と、自分自身が姉であるからしてやっぱり姉の立場を思ってしまう自分が滑稽。
不思議の国のアリスは原作からして少し不気味でグロいテイストを持っていて、この作品ではその部分もあるっちゃあるが、話的にはジョニデが無事に家族を取り戻せるという終わり方で、やはり子供目線に作られているなと、脚本の優しさを感じた。
諦めない心と、諦めなければ叶うよ、実現するよ、誰かに信じてもらえるよと、前向きなメッセージが受け取れる。