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神さまの言うとおりのTELのレビュー・感想・評価

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)
4.0
<息もつかせぬ衝撃の展開がスゴイ!>

「Yahoo!映画」の評価が低すぎたので全く期待せずに観に行ったのですが、想像をはるかに超える怒涛の面白さを感じました。次から次へと繰り返される先の読めない展開、容赦なく切り捨てられていく同級生たち。ちょっとしたラブストーリー。。。開始からエンドロールが終わるまでハラハラドキドキしっぱなしでした。

開始早々いきなり始まる「だるまさんがころんだ」で急激に非日常へ誘われる学生たち。そして次々といとも簡単に殺されていく同級生。いきなり絶望的な場面に釘付けにさせられます。そしてクリアーしたと思ったらどん底に落とされる衝撃的な展開・・・

この絶望を乗り切ったらまた遥かに大きな絶望が目の前にやってきます。ここで再開する主人公瞬と幼なじみのいちか。ほっとするのもつかの間、体育館で次の敵が待ち構えている。。。と、次から次へと乗り切っても新しい大きな絶望が目の前に立ちはだかる衝撃は凄まじかったですね。

ストーリーはあって無いようなものです。いきなり非日常の密室世界へ閉じ込められた学生たちが一つ一つ目の前に現れる敵からの課題をクリアーしていくってだけの物語。でも、その中で繰り広げられる頭脳戦や人間関係、裏切りや疑いなどなど観ていて飽きません。絶望的な状況下で必死に他人を蹴落としても生き残ろうとするもの、そして助けあうものなどなど極限的なヒューマンドラマが楽しめると思います。

私は原作を読んだことがないのですが、できればマンガでも読んでみたいですね。この映画、なんというか終わり方が続きを想像させられるような感じだったんです。

だるま→まねきねこ→こけし→しろくま→マトリョーシカ→「?」

の「?」が現れた瞬間にエンドロールだったので、おそらく続きがあるのかなという期待が持てるんですよ。なにはともあれ、かなりクオリティが高く内容もしっかりと描かれていた良作の映画だと思いました。オススメです!
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