ぶちょおファンク

オール・ユー・ニード・イズ・キルのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★3.5 中盤★4 終盤★3.5

ダメダメ・トム・クルーズが戦火に巻き込まれ、
いつしかヒーローに…!だろうな…?
と観始めて想ったけどやっぱその通りで(笑)、
その強くなっていく過程の
“肝の設定”は
J.ギレンホール主演のある洋画や日本の魔法少女アニメでもあったのでビックリはなく
平たく言ってしまえば
“テレビゲーム”のアクションゲーですよね。

けど調べてみると
日本の原作は2000年頃に発想が閃き2004年頃に刊行したらしいので、
前出した洋画やアニメは後発ということに!!
まあ別に本作が最初にこの設定を考えたのではないでしょうけど?

前半はコメディー色が強く、
中盤からシリアスになり、
この物語の緩急は素晴らしかったし、
そこからロマンス色もありますが、
もう少し
「俺はキミのために何度でも…!!」
って気概を見せて欲しく、
個人的価値観ですが
ヒーローは世界を救わんでいいんですよ、
愛するヒトさえ救えれば。
その結果として世界が救われればええし、
愛するヒトを救えず世界は救っても意味なんかない…。

んで大オチは「そっちにフッたかぁ〜?!」
っと面白くはあんねんけど、
個人的にはあの流れから
そっちではない方にフッて巧く締めて欲しかったので、
★4スコアから3.5にしましたが、
大変に面白かったです♪

ただ“運命は変えられる”がテーマだとしても、
現実には絶対にありえないので
アクション映画として軽く観れば楽しいと思います!!


2018年96本目