真っ黒こげ太郎

ハチェット レジェンド・ネバー・ダイの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

5.0
特殊部隊!!!
  VS
不死身の殺人鬼!!!

こういう映画を待っていた!!!!



前作の直後!!!(ってまたかよ!?)
殺人鬼ヴィクターの頭を粉砕し、戦いに終止符を打ったはずのメアリー。
しかし、頭をミンチにされてもなお、ヴィクターは襲いかかってきた!!!
取っ組み合いの末、ヴィクターはチェーンソーで体を真っ二つに!!

メアリーはヴィクターの首を拾い、そのまま警察に向かう。
(ってやっとかよ!!遅すぎだろ!!!)
が、血まみれで生首と拳銃を持っていたために異常者扱いされ、逮捕されてしまった。

沼にようやく警察が駆け付け、遺体回収や調査が行われるが、実は夜になると完全再生する「リピーター」なる特異体質だったヴィクター・クロウリーはその夜!大復活!!!
警官を次々と殺害してゆき、特殊部隊も動員される大騒ぎに!!!

拘留中のメアリーはヴィクターの伝説を追っていた女性記者の取材を受けていたが、丁度ヴィクターの復活を耳にする!
保安官の元妻の女性記者に保釈してもらったメアリーは女性記者に引っ張られて、ヴィクターの唯一の親族でヴィクターの父の遺骨を持つ男、マクマレン(シド・ヘイグさん!)の元へ!
何でも女性記者が言うには、ヴィクターの父親の遺骨を返せばヴィクターを除霊できるとの事。

果たしてメアリーはヴィクターとの闘いに終止符を打つことができるのか!?



密林地帯にやってきた人々を最凶の殺人鬼が襲うスラッシャー・ホラーシリーズ三作目にしてシリーズ完結編!!!
今回は特殊部隊も巻き込んで、殺人鬼ヴィクター・クロウリーとの最後の戦いが描かれる!!!
今回はシリーズ完結編、そし手この手の映画のお約束なのか最後の最後でアクション映画要素をぶち込んできた!!!
「13金」シリーズとか、「ゴジラ」シリーズとかもそうだが、こういうアクションブッコミ方針は大歓迎です!!!
(ゴジラとジェイソンは同じ部類なのかwwww)


今回も相変わらず前作から続く形で物語が描かれる!!
前作で「はよ警察呼べや!」と散々叫んで、制作者も空気を読んだのか、今回は警察がガッツリ物語に係わってます。w

そして主要人物に特殊部隊が加わったことにより、アクション要素も追加!!!
殺人鬼と特殊部隊の攻防が描かれる!!!これはテンション爆上がり!!
不死身で神出鬼没な殺人鬼と特殊部隊の森の中でのヒリつくにらみ合いは何処となく「プレデター」っぽくていい感じ。
(茂みに銃乱射のシーンとか凄い似てる。いたぞおおおぉぉぉぉぉぉぉ~~~!!!)
ヴィクターに殴られた人がきりもみ回転しながら吹っ飛んだり、ボンクラが殺人鬼に向けてロケランをぶっ放したりとB級アクション映画精神が感じられる出来なのが最高でした!!!w

勿論、シリーズお約束のムッチャクチャなスプラッター描写も勿論完備!!!
頭がパーン☆ってなるわ斧や研磨機やらでバラバラにするわ、腕をもぎ取るわ頭を引きちぎるわ内臓も引きずり出すわでスプラッター方面も満足!!!
また、殺人鬼が目の前に!?と思ったら背後のワニに食われるといったブラックコメディ要素もいい味になっており、殺戮シーンの連続ながらゲンナリさせず、バリエーション豊富な殺り方で飽きさせない。
(頭無くなってバタバタしてるのは「悪魔のえじき/ブルータル・デビル・プロジェクト」オマージュ…なワケないかw)

また、今回は早い段階から殺戮描写が展開されるので、前回、前々回の様な前置きの長さがないのも好感触。
(時間にして約27分!!圧倒的に早い!!!w)

お話は今回もあってないようなもんだが、今回はアホなノリや勢いのある展開が最高レベルに達しており、最後まで退屈せずに観れた。
相変わらずのノータリン連中もテンポの良さで最高レベルで極まってるのもGood!!!

ヴィクターとの最後の戦いも見応え抜群で、最後もブツ切りかと思いきや、ちょっと捻ってあるのが良かった。


そんなこんなで、超絶血みどろを提供してきたシリーズ完結編、完結編にして過去最高におもろかったです!!
ハイパーグロな1作目、ドラマ重視な2作目、そして最後に徹底的はっちゃけた3作目と、どれもグロ&バカ重視で楽しめる良シリーズでございました。

悪いことは言わんから1作目から順に観るべき!!!!スプラッターホラー好きなら観て損はない最強シリーズです!!!オススメ!!!


…ただ、実はリブートという名目の続編があるんですわ。
そっちも見るべきかなぁ…やっぱ。w