不意に終止符を打たれた人生。
分岐点を見誤った人生。
これからの選択次第の人生。
大戦後の影を引き摺るポーランド。
修道女見習いの少女と元検察官の叔母のロードムービーがモノクロームの美しい映像で描かれる。
"C'est La Vie"
ホテルのバーで音楽に身を委ね酒に溺れる叔母が部屋に戻りそう嘯く。
いや、ちょいと魔がさす恋心だったり、気を紛らわさせてくれる酒だったり、何も考えず体を預ける事が出来る音楽だったり、数奇な人生を疑似体験出来る映画だったり、そんなものが無かったら、しんどくてしんどくて生きていけない。
少女の未来より、叔母の後ろめたい過去がもっと見えたら、と強く深く共振する事は出来なかった。
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今日の一曲
ROBBIE NEVIL - C'est La Vie
https://m.youtube.com/watch?v=22_gslQ4cS4
いや、ベタすぎるな。
モノクロームと言えば。
The Monochrome Set - Jet Set Junta
https://m.youtube.com/watch?v=4ouBnu9AQcU
2019劇場鑑賞77本目