よー

チョコレートドーナツのよーのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
5.0
映画のテーマがとてもよかった。
世間ではLGBTQに関しての差別があります。司法の場でもLGBTQへの差別が影響し、公平な判決を受けられないなど、普段の生活だけでなく生きることを否定されているように感じました。しかし、近年ではアイルランドをはじめ、各国で同性婚を認める法案が可決されたり、首相がラズビアンをを公開するなどLGBTQへの理解が進んでいます。
日本でもLGBTQに関しての差別が問題になり、人々の意識や制度が改善されている途中ですが、海外と比較するとまだ十分ではありません。同性婚についてもなかなか法整備が進まないのが現状です。
日本では男女格差もかなり大きいため、格差や差別をなくすために、制度を整えていく必要があると考えました。
このようにLGBTQへの差別がある中で、それを理解し、差別に対して戦い、少年を心から愛する姿にとても感銘を受けました。
人の外見や境遇で判断するのではなく、人の心を見て向き合っていく姿勢が大切です。
人の温かさと冷たさ。を感じさせてくれ、自分はどちらの人になればいいのかを考えさせられる映画でした。
よー

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