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チョコレートドーナツのyukoのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.5
1980年代 同性愛者への偏見がまだまだ強かった時代。
愛し合うゲイカップルと親に置き去りにされたダウン症の少年が織り成す愛に溢れた作品。
アラン カミングはトニー賞にも輝くほど歌って踊れる素晴らしい役者で、自身も実際に同性愛者であり 偏見や平等な権利を求める活動に従事してきた経歴を持つ、まさにルディはハマリ役。
子供に愛情を注いで育んでいくのは、男女の夫婦でなく、心から愛し合うゲイカップルであっても良い…
我が子に愛情を持てない実の母より。
血の繋がりが家族の全てではない…
同性愛者であっても、障害者であっても、愛し合える関係を持てる者同士が人生を共に生きる事が真の家族なんだと教えてくれる。時々こんな素敵な映画に巡り会うから映画が大好き…そんな作品。
ラストに ボブ ディランの「I Shall Be Released」を熱唱するルディ。
アラン カミングの謳うこのシーンは本当に心が震えて感動の涙が止まらない。