こたつreboot

チョコレートドーナツのこたつrebootのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.0
もしも、この映画を観ながらチョコレートドーナツを食べていたら…。塩味が効いているな、と思うかもしれませんよ。

ところで。
ゲイとかホモとかおかまとか、それぞれ厳密な区分があると二丁目大好きな同僚に聞いたことがありますが、忘れてしまいました(二丁目が分からないお友達はパパやママに訊いてみてね!)。ただ区分はどうであれ、どれもフツーというカテゴリには入れてもらえない人たちばかりです。
でも。
フツーっていったい何だろう。
フツーにどんな意味があるんだろう。

僕が思うフツーの定義とは。
それは『何もない』ことです。
石で例えるならば。
ツルツルと滑りやすくて、何ひとつ引っ掛かりがないから、いったん転がしたら止まらない。デコボコな石が立ち止まって眺める情景も楽しめないし、空想に耽るゆとりも無い。
だから、他の石が楽しんでいることが羨ましくて仕方がない。
だから、周りに合わせろよ、なんてことしか言えない。
それが僕の考えるフツーです。

言い換えるならば、何も持っていないんです。
何も持っていないので本当に大切なものが何なのか。分からないんです。たとえ、誰かに教えてもらっても、それを実感することが出来ないんです。
フツーだから。
引っ掛かりがないから。
実感することなく転がっていってしまうんです。ある意味、とても哀れな存在なんですな。

でも。
そんなフツーな人が。
フツーなことを嫌だな、と思うことがあるならば。
この映画を観ると良いかもしれません。
もしかしたら、素敵なヒントを手に入れることが出来るかもしれません。
それってフツーなことではなく、普通なことですから。
何も気にせずに映画を楽しんでもらえれば。
いつの間にかルディ様の虜になって、ああん、彼にならば抱かれたいわん、なんて言っていたら…とても素敵なことじゃあないですか!

追伸:マルコへ。
僕もハッピーエンドが大好きです。