1979年カリフォルニア。ダウン症の少年の母親が薬物で捕まる。少年は施設に送られたが抜け出し発見したゲイカップルが育てるがゲイカップルと言うだけで世間の偏見、法律の壁などにぶち当たる。
ルディドナテロ（アランカミング）ショーパブでダンサーをしている。
ポールフラガー（ギャレットディラハント）弁護士。
マルコディレオン（アイザックレイヴァ）ルディのアパートの部屋の隣りに住むダウン症の少年。
血の繋がりとかゲイだとか障害者とか、そんな事どうだっていいじゃんって思えてきてしまう。だってそこに凄い愛が溢れてる。血が繋がっていて健常者で男女の夫婦だとしてもこんな風に愛されない事だってある。
その形が1番良くて幸せならいいじゃない。けど世の中は、そんなに甘くないって事なんだな。間違いとか正しさとか訳わからんくなる。
ルディのように偏見に負けずに隠さず真っ直ぐ生きるって凄い事。色んな想いをしてきたからこそマルコの立場にたてて強く優しくなれるのかなって思えた。でもどうにもならない事も世の中沢山溢れてるのは事実。結局何か事が起こってからしか物事ってのは改善に向かわないものなんかな。
幸せな人達の形を壊した奴らがあの手紙を読み何かを得たとしたら少しは未来に変化があるの...かもしれないと期待したい。
チョコレートドーナツ、人形、幸せなおとぎ話も印象に残る。
ルディの歌も悲しさとあったかさが増した。
