樹

チョコレートドーナツの樹のレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
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ずっと見たかった作品。

「is this my home?」でぶわっ
(´;ェ;`)(´;ェ;`)

ルディとポールと一緒にいるときのマルコが本当に楽しそうで、しあわせそうで、胸がつまる。

参観日のルディとポールの優しい眼差しが父母そのもの
束の間の家族(仮)

人並みの家族ぶることの何がいけないの?
当人たちは幸せで、誰にも迷惑かけてないのに
二人に向けられる差別の目がつらい。

なんで世間はこんなにもマイノリティに冷たくできるのだろう
なんでもし自分や身近な人が彼らの立場だったらって想像することが出来ないのだろう

マイノリティであることは罪じゃないのに、何故隠さなければいけないのか
想像力のない人たちのせいで理不尽に傷つく人たちを見るのが本当につらい。

今より少し前の話だから、差別の描写はかなりきつい。
今でこそLGBTQという言葉も知られるようにはなったものの、差別はなくなってないし、完全になくなることは難しいのかもしれない..
それでも、違いを受け入れられる、もっと寛容で優しい世界になってほしいものです。

劇中に出てくるマルコの学校の先生、よかったな。
あんな人になりたいし、あんな人が増えればいいと思う。

ルディが最後に歌ってる曲の歌詞がめちゃくちゃ刺さった...
樹