一夢

チョコレートドーナツの一夢のレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.4
親権を巡る裁判映画でもある「I am Sam」の終わり方を観て、良い終わり方だけど、現実的にはどうなんだろうなぁ…。予定調和なハッピーエンドかなぁ…。と思った人はすぐにこの映画を観て、親権ものはハッピーエンドにしろ!!と掌を返してほしい。僕ですか??勿論、クルックルに掌返したよ!!

実話を基にした映画で、育児放棄されたダウン症の少年の親の代わりになろうと、ゲイのカップルが奮闘するストーリーだ。舞台は70年代のニューヨークで、まだまだ同性愛に理解が少ない時代なので、当然ながら主人公サイドは苦しい戦いとなる。

実話ベースということもあってか、物語は割と淡々と進むが、途中からは完全に映画オリジナルとなる模様。周囲の不理解という圧力を考えると こちらの方がリアリティを感じるが、この終わり方はやはり胸にズシッと来る…。
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