チョコレートドーナツのTomのネタバレレビュー・内容・結末

同性愛者のおじさん2人が(一時的に)ダウン症の子の親代わりとなり、心の交流を経て養育権を得るための裁判を起こす物語。
同性愛者への差別、知的障害児への差別ってきっとなくならないんだろうけど、
終盤の、みんなでよってたかって強引に裁判を終わらせて、挙げ句の果てにマルコが死んでしまうという終わり方は本当にやるせなかった。
前半のルディ・ポール・マルコ3人の交流が暖かく描かれているだけにやるせなさが際立つ。
マルコの笑顔が本当に幸せそうで良い。そしてエンディングのルディの歌が心に響く。