キモサベ

チョコレートドーナツのキモサベのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.5
まじめだなぁ
作り手の真摯な姿勢がダイレクトに伝わってきます

ショーダンサーと地方検事、ゲイのカップル
ふとした縁で、一人の少年マルコを引き取ることになり、三人の同居生活が始まります

歌、お人形、ドーナツ・・・切なさが胸にせまります
単なる”お涙頂戴“のドラマに終わらなかったのは、差別、偏見、矛盾との闘いである法廷ドラマの醍醐味を演出したからでしょう

それぞれに”傷“や“弱さ”をもつ三人には、あまりにも”住みにくい“社会の壁が厳然として立ちはだかるのでした

見事です

【追伸】
劇中ダンサーが言ってました『憧れはベット・ミドラー』だと
彼女(彼ですね)もきっと観たに違いありません、79年「ローズ」を
キモサベ

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