め

チョコレートドーナツのめのネタバレレビュー・内容・結末

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。
世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。

ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。
夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。

ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。
血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。



女装したルディがすごく綺麗で美人だった!ルディとポールのカップルは本当に男女のカップルと変わりなくて、なんなら男女のように見えて、素敵なカップルだったなぁ〜。ポールに甘えるルディは本当に女の人みたいで可愛かった😌😌

マルコの学校の先生はふたりの味方だったけど、他の人達はそんなことなくて、可哀想だった。
ふたりは裁判でマルコの親権を得るために頑張ってたけど、マルコの前で女装したことはあるか?未成年の子供をゲイバーに連れ込んだのか?とか、そんなような質問をたくさん受けたりして。。

マルコは結局本当のお母さんの元に帰るけど、お母さんは結局薬物をやめられなくて育児放棄で、マルコはひとりで街に出て。3日後に橋の下で遺体で見つかった、っていうので話は終わっちゃった。
ポールがそれを色んな人に手紙で書いて送るの。マルコはこんなに良い子だったんだよっていう内容を添えて。そこが泣けたな。(いや泣いてないけど)

ハッピーエンドじゃないのが悲しかったけど、愛情たっぷりなお話だった。アップリンク吉祥寺もすごく素敵な映画館でそれもまた良かった!
萌乃ちゃんはこの映画が好きなのか〜って思いながら観てた(笑)
め