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チョコレートドーナツのkouzaのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
5.0
開始5分くらいで一気に映画の世界に引き込まれた映画。それが何故だか分からないけど、いい映画とは言い切れない、めちゃくちゃやるせない映画だった。
こんな映画だと思ってなかったし、覚悟してなかったから、思い切り泣いて、嗚咽でしばらくこの映画の事しか考えられなかったし、次の日もラストの手紙を思い出して、何度も泣きそうになった。
こんなに涙を引きずる映画、初めてで、ダンサーインザダーク以来の衝撃。
フィクションだとしても、こんな事があっていいのか。
差別と権力社会とドラッグと貧困問題と、もう色んな要素が全部突き刺さる、映画だった。
主演の3人がみんな愛おしい。
マルコ役の子が、ダウン症の方達で組まれた劇団からの抜擢と知って、さらに衝撃(いい意味で)。
忘れられない映画。
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