emi

チョコレートドーナツのemiのネタバレレビュー・内容・結末

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2014'06.29
同性愛者のふたりが母親がドラッグで捕まったダウン症の子供を引き取って幸せに暮らすが
周りの偏見に振り回され、あげくに子供を失ってしまいました。というお話。
マルコ、あんなにあっさり死んでしまうなんて悲しすぎじゃないの・・
ということでこれだけ書くとめっちゃくっらい映画みたいですがまあでもそれだけでなくて。
音楽がそれを明るくするのに一役も二役もかっていた気がする。ルディの歌がほんとによくてなぁ。
かっこいいんだはこれが…。私はルディの歌で泣いたようなものだ。
あとは、ゲイカップルの様子?というかベッドシーンで(とまでもいかんけど)いちゃいちゃしているさまをちゃんとみたのは初めてでおお。こんなかんじなのかぁ。と思った。
ほのぼのしているシーンもあったし、ああ、なんでこんなにいい二人なのに、あんな親よりよっぽどいいのに、マルコもそう言っているのに許されないなんて。分かってくれたのは先生だけだ。
そしてポールの上司はまじで最低!
1979年のアメリカ、という設定だったから余計にだろうな。でも今の日本もそんなもんなんだろうか。今のアメリカならもう少しましな「ハッピーエンド」に近い形になったんではないだろうか。
とか思ったりしました。思ったより硬派な映画であった。メディアが泣ける泣けるっていってて実際泣いちゃっているわけだけどそこじゃなくて、偏見と闘うさまを描いている映画だよなあ。そして勝てない。悲しい…(沈んでいく)
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