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チョコレートドーナツのkanegoneのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.8
ドラマ「きのう何食べた?」を見た後だからか、すんなり観れた。特に異物感みたいなものも感じず。

こうやって、以前は受け入れ難かった何かも、徐々に受け入れていけるんだなぁ。
文化的作品の効果とか意義を感じる。

しかし、自分の家のすぐ隣に、この家族?が住み始めたらどうか?

日常の挨拶や会話から、好ましい人々だと思えば屈託無く接していけるだろうが、日常的に何度も違和感があるようだと、その後はずっと偏見を持って接してしまうかもしれない。

やはり、「こっち」と「あっち」の区別は心の中にあって、それは冷静な時には潜んでいるんだけど、何かのきっかけで「壁」として顕在化するのかなぁ、なんて思った。

自分も含めて、世の中が変わるにはある程度時間がかかると思う。
これ観ただけで理解者のように振る舞うのは厳しいなーと感じました。
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