かなり良かった。
面白いとか、面白くないとかを超えてきた
ゲイであることを隠して、母親に捨てられたダウン症の少年を引き取る、主人公とその彼氏。幸せに暮らしていたが、その現実はすぐに崩れ落ちる。
映画にでてくる歌の歌詞が全て良い。映画の雰囲気が全体的に暗くて淡いのに、セリフが力強いのがエモすぎる
ゲイは普通じゃないっていう社会の偏見と主人公たちは戦っていく。ありのままの姿で生きていく姿は、良くも悪くも周りに影響を与える。社会的地位の高い人たちに厳しい現実を突きつけられるが、その人たちの誰よりも彼らの心は自由だった
主人公が子供のために物語を作る時に、「ハッピーエンドにしてね」と言われるシーンで涙腺のダム崩壊
大事なことは見えるものではなく、見えないところにあるって、裁判官に訴えかけるシーンもめちゃくちゃいい
この映画を見た後、チョコレートドーナッツというチョコレートの味だけだったものが、様々な味がするドーナッツに変えてくれる。