エージェント竹

チョコレートドーナツのエージェント竹のレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
3.7
1970年代はやっぱりまだまだゲイの人たちへの差別が凄かったんやな。
今でさえ少なからず偏見なんかは蔓延ってる社会やし、これでもマシになった方なんだと思い知りました。

ダウン症の子供にとって、血の繋がりがあるけど薬物依存で育児放棄の母親と、血の繋がりはないが全力で愛情を注ぎ決して見放すことがなかったゲイのカップル。どちらがマルコにとって幸せだったのか、一目瞭然やん!
と思うが、この時代、ゲイっていうだけで普通の人と同じ扱いはされない、差別を受ける世の中のせいで。

このカップルのマルコへの愛情がほんまにすごい。ダウン症とか抜きにしても他人の子やのにここまで必死で自分の元へ取り戻そうとできるのか、感動した。

これは色々含めて将来子供に見せたい一作になった!!!