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チョコレートドーナツのhonoのネタバレレビュー・内容・結末

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

最後の結末がほんまに悲しくて悲しくて憤りも感じてやるせ無い気持ちになった。ハッピーエンドじゃないねんけど、LGBT、知的障害者への差別や偏見、児童虐待の問題、親権について沢山のことを考えさせられる映画やった。

自分の中でLGBTへの差別はあかんって分かってるはずやし偏見もないと思ってたけど、この映画見ててLGBTに対しての違和感を感じた自分がちょっと居て自分に対して喪失感にかられた。改めてLGBTについて全然知らんって気づいた。“無知は偏見をもたらす”て言うのはこのことやと思い知らされた。
親権についても結果的に母親が引き取ることになったけど、ほんまに納得できんかった。親権て何のためにあるん?て思った。マルコに対して愛もない母親に育児権渡す必要ないやろ思ったし、LGBTからの偏見で裁決した裁判官にも憤り感じた。
決してハッピーエンドではないけどLGBTの差別の酷さを身に感じて、このようなことは決してあってはならないことだと思った。
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