桔梗F

カリギュラの桔梗Fのレビュー・感想・評価

カリギュラ(1980年製作の映画)
4.0
35周年HDリマスターBlu-ray購入記念

ローマ皇帝、カリギュラの傍若無人ぶりを赤裸々に描いたスペクタクルエロス大作。

巨大な芝刈り機での「首刈り」や貴族の女たちと繰り広げる近親相姦など、奇行の数々が、壮大な史劇に乗せて綴られる。

エロをカットしたソフト版やらハードなヘア解禁版やらありますが、リマスター版はハードバージョンです(;゜∇゜)

長尺ですが全編の半分くらいはエロか一部グロなので苦手な方はスルーで(´д`|||)

実際にちん子入れまくり、くわえまくり、秘貝なめまくりの海外もの本番AVのような映画です(^^;

※一応日本版はぼかし入ってますが、薄すぎて、ちん子や秘貝は事実上見えてると思ってください。

さて、本作はエロキチ○イ過ぎてキワモノ扱いされてますが、世界史ファンにはたまらない史劇ともなっています。

塩野七生さんの本とか読んでるような世界史好きな方には、売春船や家臣、弟抹殺などしっかり史実通り描かれていてある意味感動します(;゜∇゜)

問題なのはエロ過ぎること。

一応、有名俳優さんたちのエロシーンは疑似ですが、中盤以降の無名俳優さんたちになると、長時間、接合部や性器接写などとんでもないことに(;゜∀゜)

ノーマルHだけじゃなく、モーホー、レズ、SM、大乱交などアブノーマルなのばかり(^^;

後半の売春船乱交は完全に頭いっちゃってます(´д`|||)

一応、ティント監督を擁護しますと、本作には監督が撮ったシーンは実は4分の1ほどしか使われてません(苦笑)

主要役者、監督、脚本家はほんとに史劇を撮ってると思ってたのです。

それをプロデューサー・グッチョーネが別監督とエロエロシーンを内緒で撮って、編集室にティント監督すら立ち入り禁止にして、勝手に魔編集したという…

そして、出来上がったものを観たら…
自分たちが作った映画とまったく別物ポルノに仕上がっており、ティント監督や役者さんたちは激怒したという(´д`|||)

というわけで、本作はほぼキチ○イAVですが、本物?の「カリギュラ」が観たければ「インペリアル・エディション」の特典についてくる「仮想ディレクターズカット版」をごらんください(^o^)

とりあえず、35周年版はHDリマスターBlu-rayだけあって、画質はかなりよくなっています(;゜∇゜)
桔梗F

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