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フルートベール駅でのkenのレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
3.9
オスカー・グラント三世という一人の人間が生きた証。

手持ちのカメラワークによって自分が彼と共に人生を歩んでいるかのような感覚になりました。

これ以上ないほど理不尽な結末に怒りを通り越して虚しさを覚えます。一度は過ちを犯しながらも立ち直り、愛する家族や仲間に囲まれた彼の人生は希望に満ちていました。彼が生きた証を人々の記憶に刻むという意味でこの映画は大きな役割を果たしていると思います。
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