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フルートベール駅でのtobiのレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
4.0
2009年1月1日にフルートベール駅で警官に発砲され亡くなった黒人男性の実話

その場に居合わせた人たちの証言や映像から限りなく実話に近い内容だそうです。
だとするとあまりにもひどく、悲しい事件です。

主人公オスカーは恋人ソフィーナと愛娘タチアナと暮らしている。オスカーは仕事を失い、この先の人生に迷いを感じながらも幸せに暮らしていた。

昔いろいろあって刑務所に入っていたオスカー。それに懲り今では真っ当に。
とにかくオスカーが好青年!家族を大事にし、母を大事にし、車に轢かれてしまったワンコを助けようとも。たまたまスーパーで会ったケイティのためにおばあちゃんに魚フライの作り方を聞いてくれるなんて、すごく良いやつ!
トイレを借りてる間に出会ったピーターとのやり取りもいいですね。

仲間たちも見た目はこわいけどいいやつらばっか。

だからこそ結末がより残酷に思えてくる。
騒ぎを起こしたのは黒人だと白人警官たちが決めつけたから?何故大した情報もなくそう決めつけた?あまりにもひどい人種差別。

こんなことはあってはならない。しかし世界のどこかで近いことがきっと起きていて。この事実を知ってもらうためにも多くの人にこの映画を観て欲しいです。
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