骨法十か条

フルートベール駅での骨法十か条のネタバレレビュー・内容・結末

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 2009年の元旦にフルートベール駅で実際に起こった発砲事件の被害者の青年の08年の大みそかから追いかけた話。

 優しい青年と家族や仲間たちの丁寧な日常の積み重ねが優しく描かれていくので、後の事件の悲劇性が増して何でこんな事件になっちゃったんだろう? どうしてこの青年がこんな目に遭わないといけないのだろう? とやるせない気持ちになる映画でした

 冒頭から実際の事件の映像が流れてショッキングな出だしでした。そして時間が遡り、主人公の日常が描かれていく。昔はヤクの売人をしていたけど、今は足を洗い必死に働こうとしている。娘を送ったり、母親の誕生日だかでお祝いの準備をしようとしたり、本当に普通の日常が描かれていきます。
 スーパーで料理について困っている人を助けたり、優しい人だとわかるシーンが続いて、みんなからも慕われているのがわかります。
 そして新年のお祝いをして帰り道の地下鉄で喧嘩が起こってしまって…。

 主人公の笑顔が何度も挿入されて夜の街の映像も美しくて、その分やるせなくなる映画でした。