マイケル・B・ジョーダン目当てで。マイケルが演じる22歳のオスカーは、前科もあるし仕事も遅刻してクビになるし、褒められた人生ではないけど、不当に撃たれて亡くなっていいわけがない。真っ当に生きようとしてたのに。
そもそもの社会構造を変えない限りずっとこういう事件は起こるんだろうけど、それにしても、警官のやり過ぎな黒人の扱い、うつ伏せで押さえつけていたのに背中から発砲、発砲した警官への軽すぎる刑罰。なんなんですかね。。。やりきれない気持ちになります。お母さんが自分が電車で行くように言ったって自分を責めていたけど、いや悪いのは撃った警官だからって言ってあげたくなった。
何が起こるかわかって観てるので、娘とのやりとりはすごく切ない。マイケルの演技も等身大の若者って感じで良かった。その分、こんな不条理が日常にあるということなんだよなぁ。この手の映画は観賞後にどうしようもできないモヤモヤが残るけど、それでも観てよかったです。