上海十月

フルートベール駅での上海十月のレビュー・感想・評価

フルートベール駅で(2013年製作の映画)
4.0
2016年の感想。BS朝日で町山智浩と藤谷文子のアメリカを知るTVというのがやっていて、この映画の話題が出た。人種間の対立が激しくなったアメリカ。とにかく白人警官による黒人の射殺が増加。しかもスマホのおかげでその実態が明らかになった。そしてほとんど起訴されないし刑に問われない。そんな話を聞いていたので、BSイマジカで出てきたのでタイミングよく見る。でも主演俳優観たら、「グリード」の主演俳優ちゃうか?調べてみるとやはり同じで監督も同じ。撃たれるまでの1日を結果がわかっているだけ普通に淡々と描かれ、悲しみが募る。たいていの黒人が大麻の売人をやっているので逮捕されやすい。そしてアメリカは、世界最大の刑務所大国。税金が無駄遣いされている。「ロボコップ」みたいなのが出てきてもおかしくない。そして、大麻をアメリカは合法化したら刑務所に入る人数が減ったと。もう何が何だかわからない。映画は、ドキュメントタッチでいい映画です。
上海十月

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