幼き愛娘が忽然と消える。
失踪から一週間で生存率50%、一ヶ月だと絶望的と言われる。
そんな状況下で誘拐犯と思しき人物アレックス(ポールダノ)が勾留から出て大手を振って歩いている。
父親(ヒュージャックマン)は時期を見計らい捕まえて尋問する
今回の失踪事件を担当する事になったロキ刑事(ジェイクギレンホール)。今まで携わった事件の解決率がなんと100%!
しかし見たところ相棒がいない、一匹狼みたいな感じなのだろうか、署内でも浮いている様な存在。
それでも署長からは一目置かれている。
まあ彼がいる事で組織の成績に繋がっている訳だから手放したくは無いのだろうね。他に占いに興味があり、また信心深そうなタトゥーするも情報が少ない。
上映時間が2時間半にも関わらず不要なカットが全く無く、シーンも上手くまとめ上げられている。バックに流れる音楽は控えめな感じが恐怖にリアル感を増す。
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ネタ
バレ
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鬼子母神を戒める為に子供を隠した釈迦の逆バージョン的なストーリー
「子供を消し去るのは神に対する戦い」
神を信じていたのに息子を失ってしまった夫婦。子供をさらう事で神に対して見せしめている。
「人々の信仰心を失わせ魔物にする」
子供を失ってから変わっていくアナの父親と母親。精神の堕落、これこそが犯人の目的だった。子を失った自分らと同じ悪を目覚めさせるのが目的。
ケラーはもう変わったかも知れない。
どうして子供を誘拐する様になったか、経緯をわざわざ説明してくれる辺りはもはやサスペンス劇場。
他のアプローチの仕方が無かったかなあ