もりもり

プリズナーズのもりもりのレビュー・感想・評価

プリズナーズ(2013年製作の映画)
4.1
どんなに周到に準備しても、あらゆることに備えていても、一寸先は闇

冒頭から漂う暗く重い雰囲気。先の読めない展開。
ひとつひとつのピースがはまっていくように回収される、随所に仕込まれた伏線。
衝撃のネタばらし。そして解釈が分かれるラスト。

目的のために手段を選ぶ余裕がないほど追い詰められた時に、人は誰も予想できない行動を取るんだろうな。

練り込まれたプロットに終始目が離せないし、メッセージと同じ監督ってことに納得の満足度高い2時間半だった。