ドゥニ・ヴィルヌーヴぷち祭り①
やっと少しまとめて映画を観る時間ができたので「ボーダーライン」を観て気になっていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作を３本かためて観た、そのうちの１本。
娘を誘拐した犯人を独自路線でえげつなく追い詰める父親（ヒュー・ジャックマン）。
法に則った存在のはずなのにどう考えても違法な捜査ばかり繰り返す刑事（ジェイク・ギレンホール）。
囚われ人は誰か？いったい何に囚われているか？
物語が進むにつれてそれがどんどん曖昧に変化していく…
「灼熱の魂」「複製された男」と比べれば内容は一番分かりやすい。
アメリカの宗教関事情について詳しいことをよく知らなくてもサスペンス作品として普通によくできているので多少長いが十分楽しめると思う。
土砂降りの雨のなか刑事が車を走らせる場面が良かった！
