このレビューはネタバレを含みます
序盤★1 中盤★1 終盤★2
テレビ放送での吹替にて鑑賞。
ふたりの幼女が“行方不明”になり、それを早々に“誘拐事件”と決めつけて物語が進む作品。
なんの根拠も物証もないのに、心象や思い込みだけで誘拐犯と決めつけるヒュー・ジャックマン演じる父がクソすぎて、
もしかするとテレビ版でかなりカットされてそういう流れになったのかもですが…?
当然クソオヤジの狂った言動は“正当化”される方向で都合よく物語は進む。。。
警察は頼りにならないと“独自の方法”で娘の行方を探っていたのに、
警察が容疑者を見つけて、容疑者宅から見つかった品物の写真の中から娘の物とあくまでも思われる血だらけの靴下があり…
「俺の尾行なんて無駄なことして、娘が殺されていたらあんたらのせいだ」
って警察を責めたり、尾行されるような疑いを持たれる、疑いではなく実際にアンタやってるし!!
終わってみれば警察が如何に活躍したかが分かる…っと言いたいところだが、容疑者の拘留中の出来事はヒドかった。。。
いつラスト付近での伏線を回収するのかな?
っと思っていたら、
そういうラストシーンを撮るんや!っとそこだけは非常に印象的で良かった。
この監督の作品は2本(複製された男)だけ観てるけど、映像は暗くて雰囲気はありますが2本とも脚本はイマイチで、『ブレードランナー 2049』の監督らしい。
クソ脚本を引きつける運を持った監督でない事を願います。
2017年156本目