このレビューはネタバレを含みます
プリズナーズ=囚われ人
日本的には「囚われている=信仰心がある人」ではないかと思うけど、この映画では神を信じていようが異教徒(無神論)だろうが、はたまた悪魔に魅入られてようが、結局人は何かに囚われていると描かれている。
その上で面白かったのは「結局何かに囚われるなら自分の好きに生きていく」って誰もが思いつくオチにはならず、信仰心を捨てなかった人が完膚なきまでに正解だったところ。
まあでも確かに信仰心のない人(=神を信じてない人)は自分の理解できる見える範囲のことしか信じられない(囚われている)のに対し、信仰心のある人は縛られるルールは持っているかもしれないけど、見えない(場合によっては理解しきれていない)ものを信じることが出来ている事自体、誰よりも自由なのかもしれない。
あ、話はシンプルに面白かった!