【ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品は実は初鑑賞。多分好きな監督って印象だったけどノーランに続く好きな監督かもしれない】
あらすじがどうのこうのってよりも素晴らしいサスペンススリラー映画だった。中々この体験は味わえない。最後まで気をぬく事が許されない中でも集中力が途切れない映画であった。別に自分がこの体験に近いかと聞かれたら違うし、宗教的な要素は全くもってわからない。緻密な伏線というわけでもないが最後に行くに従って全て綺麗に現れていく…
ストーリー部分も最初から最後まで順序よくしっかり構成されており全く文句はないがそれよりも人間に興味が湧いた。主演を演じるヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの両方に感情が入ってしまう。この映画プリズナーズでは人間模様を移す場面が多く葛藤や怒りなどが様々なところで映されている。そこがいいからこそストーリーに根付いたのだと思う。
合う合わないはあると思う。終始落ち着かないヒューさんにイライラしたりとか胸糞悪かったりとか、スキップしたくなる場面も正直あった。でも自分はそこも含めてかなり好きだった。かなりというかほぼ上位。
