このレビューはネタバレを含みます
ジェイク・ギレンホール目当て、ヒュー・ジャックマンとディラン・ミネットも出ていて嬉しい。ポール・ダノも出てたけど作品はあまり観ていない、リトルミスサンシャインくらい。
面白かった、全体に緊迫感があり、すべてが解決した時にスッキリできるクライム・サスペンス。大どんでん返し系ではないが、ヒューとジェイクの演技が秀逸。子どもがいたら、もっとヒュー側の気持ちに感情移入できるだろうと思いつつヒューの拷問のエグさが怖かった。
宗教臭があるなーとは感じていたけど、
調べてみたら背景には宗教が複雑に絡んでいるということで、でしょうね。と思いつつ、いやむしろ宗教映画だった。信者と背信者、異教徒の大いなる戦い。
とはいえ、宗教を知らなくても充分楽しめる。
ポール・ダノも蛇男も酷い目にはあったものの、ポールは家族と26年ぶり?に再会できたし良しとしよう。
閉じ込められた地下でヒューが吹き鳴らす笛、それを聞いたジェイクの「そんなわけないよな」みたいな表情、かなり良い。
☆☆
ジェイク演じるロキ刑事、登場時は非真面目なキャラクターかと思ったけど、真面目で優秀だった。ロキ刑事を、また観たくなるときがきっと来る。