"子供のために。やるか、やらないか。"
ヒュージャックマン×ジェイクギレンホール主演。監督は、ドゥニヴィルヌーヴ。行方不明の娘を取り戻すため、自らの手を汚し、犯罪を犯すのか。真犯人と事件の行方はいかに。
役者も監督も個人的に三代巨塔な、俺得映画。見放題にて。役者は最高で、主演２人の演技は言うことなし。特に、被害者の父親は迫真に迫るものがあって、胸打たれた。日本や韓国産サスペンスのような展開や脚本で…目新しさはないものの、最期まで先が気になって仕方ないやつ！全ては子に助かって欲しいが故に犯したこと。自分の身や命を削ってでも我が子を助けたい気持ちが大きすぎたんでしょう…ジェイクが途中車内で言った、"今は子が戻って来た時のために、備えろ"って言葉に少しでも耳を傾けていたなら。サイコパスの世界に囚われた犯人もしかり、先入観や疑念に囚われた父親しかり、みんなプリズナー。
やっぱりこの監督が描く世界観とか雰囲気はどこかノスタルジックで重厚感があってすき。今回で言えば、雨やジトッとした雰囲気（途中雪だったけど）。毎回そこにマッチした役者をあててくるから、ずるいですね〜^ ^ 終わって色々調べてみると、キリスト教とか宗教的な暗喩があったみたい。もう一度見れば、それぞれの展開やパーツの意味がわかりそう。再視聴マスト。
